ヨハネによる福音書 3章22〜30節

「花嫁を迎える花婿」。御言葉は洗礼者ヨハネを「花婿の会添え人」と紹介します。教会は伝統的に、私たち教会を「花嫁」と呼び、花婿をキリストと例えます。ヨハネは私たち花嫁を花婿キリストのもとに連れて行くことを神から与えられた使命と考え、その役を成し終えました。しかしこの務めはヨハネ一人に終りません。イエスの弟子たち、私たちにも託されていることです。私たちが花婿キリストを信じた時、それは人々を花婿キリストへと連れていく役割を与えられたということです。しかしそのために私たち人間の働きがどれほどあったとしても、真の救いは花婿にこそあります。花嫁の努力や知恵が救いの条件ではなく、ただ花婿が花嫁を迎え入れてくださることによって与えられる救いです。花婿に寄り添う花嫁。

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