ヨハネによる福音書 5章19〜30節

「時が来ると、墓の中にいる者は皆、人の子の声を聞く」。終りの日の善を行った人と、悪を行った人の復活です。善を行った者には永遠の命が、悪を行った者には裁きが与えられる。では善を行うとはどういうことか。言葉通り善行を積み重ねなければならないとすると私たち真に心もとない存在になります。そうではない、神は私たち人間の救いに、自分たちの努力や行いを条件とはされません。「善を行う」とはイエス・キリストを信じ続けること。ただこれだけです。そうすると「悪を行う」とはその逆で、神に背を向け、キリストを否定し、自分を頼りに、自分を第一としている姿が悪を行っている者の姿、悪魔の姿だと言えます。悪魔とは神を否定するものだからです。そして、キリストはこの悪魔に勝利されたのです。

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