一人の詩人が詠います。「あなたの翼の陰でわたしは喜び歌います」と。別の詩人は、「災いの過ぎ去るまで、あなたの翼の陰を避け所とします」と詠っています。親鳥が、雛鳥をその翼で覆っている様子です。獰猛な敵が襲ってきても、火に包まれるようなことがあっても決して怯むことなくヒナを守りきる親鳥の姿。「それがあなた、私たちの神です」と詠います。そして「あなたの翼の陰にいる」安心と幸いを喜び表します。その神の翼の陰は、身を守ってくれるだけではありません。神の体温があり、暖かいのです。その親鳥の暖かさの中に身を寄せ合うようにして私たちヒナ鳥はいます。ヒナ鳥を養う食べ物は「御言葉」です。親鳥はそれをヒナが食べられるように少しずつ与えます。こうしてヒナは成長していきます。
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