「恵み深い主に感謝せよ」と感謝の言葉で始まる詩は、なぜなら「主はわたしの味方」。だから「わたしは誰を恐れよう」。わたしの傍らに主がいてくださるのだから恐れることはないと告げます。このように神を味方と確信する者には、もう一つの確信があります。古来より人にとって最も恐ろしいことは死だと考えられています。そしてそれは確実に与えられるものです。しかし御言葉は「死ぬことなく、生きながらえて、主の御業を語り伝えよう」と言います。負け惜しみの言葉ではありません。言われますのは、この地上での命の終わり迄のことではなく、地上の死を超えて、神が与える永遠の命の内に生き、神の御業、神の御栄を賛美できるということ。そのことの約束がイエス・キリストによって与えられているという確信です。
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